税務署に聞いてみましたシリーズ。
今回は「青色申告?白色申告?」です。
確定申告に青と白があるってご存知でしたか?
会社勤めされている方は、年末になると「年末調整」をすると思います。
その時に申告しなかったもの、例えば医療費は代表的な例ですが、年末調整で
申告しなかったものを確定申告で申告することでさらに税金が戻ってくる
って感じですよね?
この時、皆さんがしているのは「白色申告」です。
一方、フリーランスで仕事をされている方は「青色申告してる?」なんて
会話に出ることも少なくないのかなと思いますが、いかがでしょうか?
「いえいえ、私は白色申告です。」
というフリーランスの方もいると思います。
それでもOKです。
「青色申告」は提出する際に色々必要な書類がありますので
そういったものの準備が煩わしい等という方は、白色でもOKだそうです。
「青色申告」というのは、税務署に「青色申告させてください」と
申請することで初めてできる申告方法なんです。
ポイントは「申し出をしたらできるようになる」という点です。
フリーランスの人は必ず「青色申告をしなくてはいけない」ではないんです。
ちなみに、サラリーマンの方は「青色申告」は出来ません。
「白色」のみです。
さて、「青色申告」の手続き名称、正式には「所得税の青色申告承認申請手続」といいます。
■所得税の青色申告承認申請手続■
(以下、抜粋)
[概要]
青色申告の承認を受けようとする場合の手続です。
[手続対象者]
事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を行う方(非居住者の場合には業務を国内において行う方)のうち、青色申告の承認を受けようとする方
[提出時期]
青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始したり不動産の貸付けをした場合には、その事業開始等の日(非居住者の場合には事業を国内において開始した日)から2月以内。)に提出してください。
[提出方法]
申請書を作成のうえ、持参又は送付により提出してください。
[手数料]
手数料は不要です。
[添付書類・部数]
-
[概要]
青色申告の承認を受けようとする場合の手続です。
[手続対象者]
事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を行う方(非居住者の場合には業務を国内において行う方)のうち、青色申告の承認を受けようとする方
[提出時期]
青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始したり不動産の貸付けをした場合には、その事業開始等の日(非居住者の場合には事業を国内において開始した日)から2月以内。)に提出してください。
[提出方法]
申請書を作成のうえ、持参又は送付により提出してください。
[手数料]
手数料は不要です。
[添付書類・部数]
-
【国税庁の青色申告はこちらです。】
ね、「手続き対象者=青色申告の承認を受けようとする方」なんです。
「新たに事業開始した方」とかではないんです。
あくまでも、申請した人が選択して良い方法なのです。
ただし、提出時期に要注意です。
「その事業開始等の日から2月以内」です。
開業届を提出された方は、そこに記載した開業日から2カ月が
この申請書を提出する期限です。
今日は11月21日(水)なので、2カ月前にさかのぼって
9月21日を開業日に設定している人は、今日が提出の期限です。
もし、提出期限を過ぎてしまったら。。。?
もちろん、電話で聞いてあります。
税務署員:「白色申告」しかできません。
ですって。
税務署員:2018年の確定申告は2019年の3月15日までに
申告してもらいますが、この時は「白色申告」
しか選択できません。
そして、2019年の申告を2020年にする際に
「青色」でしたい場合は、2019年3月15日
までに「所得税の青色申告承認申請手続」を
行ってください。
とのことでした。
ふー(汗
整理しましょうか。
今回の話のポイントは3つ。
(1)確定申告には、青色申告と白色申告の2種類がある。
(2)青色申告は、申請していないと選択できない。
(3)青色申告の申請は、開業日から2カ月以内に申請しないとダメ。
(2)青色申告は、申請していないと選択できない。
(3)青色申告の申請は、開業日から2カ月以内に申請しないとダメ。
さて、「じゃぁ、青色、青色っていうけど、青色申告すると何がうれしいの?」
って思いますよね?
それ、次回でもいいですか。。。?(汗
青色申告のメリットは、様々なサイトで書かれていますので
そちらを参照していただいてもOKです。(←冷たい。。。)
次回は、私個人が考える「青色申告のメリット・デメリット」を紹介したいと思います。
「確定申告に色分けがあるのはわかったけど
その前に領収書の整理も終わってないのよ。
誰か代わりにやってよー!」
ってかた、ぜひご連絡ください。
【お問い合わせはこちら】
もしくは、右のメニューにあるLINE@から。
I can handle this!