2018年10月31日水曜日

どこまで開業費とかにしていいの?


先日、友達とランチをしている時、
「一体、いつまでの経費をさかのぼって経費にしていいの?」
と話題になったので、最寄りの税務署に電話してみました。
疑問に思ったことは最寄りの税務署にサクッと聞いちゃおう!


Q:「何年前まで経費とかにしてよいの?」


A:「常識の範囲内であれば、何年でも」



えーーーーーーーーーー???????



何年でも!?どういうこと!?
と思い、結構しつこく聞いたところ、次のようなパターンなどは
何年越しで計上してもOKのようです。



■何年前の費用でも、説明を求められたときにちゃんと説明できれば問題ない

予備校?に通ったり、何回も受験したり。そうしてやっと手にできる資格。
例えば、弁護士や税理士。そういう場合は、社会一般的に
「これぐらい時間かかるよね」って範囲でさかのぼって良いそうです。

例えば、税理士になるには5つの試験に合格する必要があります。
私が家事、育児、個人事業をしながら、今から税理士の勉強を始めて、
2年に1回合格していくと、晴れて税理士になれるのは10年後ということになります。
この10年間に支払った勉強代や受験料の領収書を保管しておけば、
開業した時に「開業費」として良いということでした。

10年というのは極端かもしれませんが、それ相応の時間を必要とするなら
その間に支払ったものは計上してOKということですね。


ほっほ~。なるほどぉ。そうですかぁ。

と電話を聞きながら一人感心してしまいました。


さて。開業の準備をするのは、何も士業だけではありませんよね。
様々な家庭環境の変化で、準備を始めたものの、実際に開業するのは数年後
となることも少なくないと思います。
そうなったとしても、諦めずに準備は続けて、領収書も思いも貯めておきましょう。
いづれ、使う時が来ます。


「領収書無い!」

と思ったあなた。慌てないで。
支払った確証(銀行の通帳に振り込んだ記載があるなど)と
支払ったもののパンフレットなどをセットにしておきましょう。

「通帳に記載もない。。。」

と落ち込んでいるあなた。顔を上げてください。
出金伝票を書きましょう。
支払った日、支払った先、支払った金額、支払った理由(受験料など)を
出金伝票に書いておきます。
そして、パンフレットなどとセットにしておきます。



今はまだ開業できないけど、必ず開業するんだ!
今はそのための勉強をしているんだ!

という方、その支払確証、なくさないようにね!
そして、開業した際は是非、スコルタを思い出してね!

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